AMIブログ

国境は奥深い
2022年9月14日
カテゴリー/ コンサルタントの一日

今回は、こちらの本を紹介したいと思います:

『国境で読み解くヨーロッパ:境界の地理紀行』
加賀美雅弘著
朝倉書店

国境とは面白いもので、人や物の移動を規制し、人々の暮らしを制限しているかと思えば、人や物が通過する場所として、それに隣接する地域を結びつける役割も果たしています。

国境がもつ、この「障壁」と「架け橋」という二面性が、欧州における様々な文化や、人々のアイデンティティを形成してきたことを、本書は如実に物語っています。

様々な国境地域の描写はとても詳細で、例えば、著者が平静を装いながらドイツとフランスの国境をトラムで越えるエピソードは、読むだけでドキドキしてしまうほどの臨場感に溢れています。

せっかく9つの国と国境を接するドイツに住んでいるのだから、色々な国境をもっと自分の目で確かめたいと、読了後に思いました。