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誕生秘話:テディベア
2022年1月11日
カテゴリー/ コンサルタントの一日

シュタイフ社(正式名はMargarete Steiff GmbH)といえば、愛らしいぬいぐるみ、とりわけ「テディベア」の生みの親として有名なドイツの企業。その創業者であるマルガリーテ・シュタイフは、1歳半の時に見舞われた高熱の影響で小児麻痺となり、手足に障害が残ってしまいました。しかし、「自分が置かれた状況でベストを尽くす」という前向きな姿勢とリハビリによって困難を乗り越えたマルガリーテは洋裁技術を習得し、それがテディベア誕生(甥との共同制作、1902年)のきっかけとなりました。

努力家であったマルガリーテには、こんな逸話があります:

ミシンのはずみ車を、麻痺した右手で操作することができなかったマルガリーテ。そこで彼女は考えました。「右手が使えないのなら、(かろうじて動く)左手を使えばいい」と。そして、ミシンの向きを変え、はずみ車を左手で操作しながら、後ろから前へと縫っていったのです。

何かをできない言い訳を並べるのではなく、どうすればできるようになるかを考えるべき。テディベアの誕生は、マルガリーテの柔軟な発想力、そして絶え間ない努力の賜物だったのです。