AMIブログ

ルーティンを活かす
2021年3月16日
カテゴリー/ コンサルタントの一日

いきなりですが、みなさんにとっての「ルーティン」とは何でしょうか?

「朝食前に洗濯を済ませる」
「ジュースは同じ種類のものを買う」
「会社のルールに従い、社訓を毎朝読む」

色々あると思いますが、このルーティン、「ただ同じことを繰り返す」というイメージがあるせいか、「ルーティン作業は進化を阻む」と見なされがちですが、実はその逆で、ルーティンは逆に進化・変化を促すのです。

そもそも「ルーティン」とは、「個人・組織メンバーが同じ行動を繰り返すことで、それが『意識しなくても当然の行動』としてパターン化され、プロセスに埋め込まれていくもの(=暗黙知)」と定義されます。

例えば、ある会社が新しい業務管理ソフトを導入した際、その操作方法はマニュアル(=形式知)で共有することが可能ですが、「このソフトを実際の業務においていかに効率的に使っていくか」というノウハウ(=暗黙知)の共有については、ルーティン化がカギとなるわけです。

日々の業務・日々の改善を通じて、組織内に暗黙知が共有される。これは組織にとって、大きな進化ですね。

さらに、ルーティン化がなされた場合、人・組織の認知能力に余裕が生まれ、新たな知を受け入れられるようになるのです。

ただし、同じ行動パターンがただ繰り返されるだけだと、ルーティンが硬直化してしまうリスクが高まるため、事業環境の変化に合わせて、ルーティンも調整する必要があります。

不透明な時代であるからこそ、自分、そして組織のルーティンが何なのか、改めて考えてみませんか?