AMIブログ

あなたは右脳派?それとも左脳派?
2021年2月1日
カテゴリー/ コンサルタントの一日

こんにちは、中尾です。
今日は久しぶりに、本の紹介をしたいと思います。

『右脳思考』
内田和成著
東洋経済新報社

内容を強引にまとめると、以下のとおりです:

仕事を効率的に進め、成果を上げるには、ロジック(=左脳思考)に加え、ロジックでは説明できない勘や感情(=右脳思考)を働かせる必要がある。
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なぜ右脳思考も大切かというと、人はロジックではなく、感情で動くものだから。
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とはいえ、ビジネスを感情や山勘だけで進めるわけにもいかず。
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なので、①ひらめき(右脳)を②論理的に検証した上で(左脳)、③感情に働きかける(右脳)という、右脳と左脳のキャッチボールが大切となる。

話が若干ズレるかもしれませんが、日本人は「感情や勘」と「ロジック」を使い分けることに長けている、というのが、完読した後の感想であると同時に、主に海外で仕事をしている僕の持論です。

根回し、忖度、飲みにケーション…日本のビジネス現場を連想させるキーワードには、なぜか何かとネガティブなイメージが付きまとっているという印象を受けるのは、僕だけではないはず。しかし、こういう捉え方もできるのではないでしょうか:

日系企業における会議では誰も何も言わず、あくまで形式的である。
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「会議」という限られた時間を有効活用すべく、根回し等を通じた情報の交通整備を事前に済ませているため、実際の会議においては不要な議論を交わす必要がない。

飲みにケーションという、ビジネスには直接関係ないしきたりが蔓延っている。
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論理的に考えれば納得し難いビジネス上の判断でも、オフィスを離れて改めて話すと、実はそこには決断者の熱い思いがあったのだということがわかった。

つまり、日本人は①「相手の時間を無駄にしないために事前に根回しすべき」という勘を働かせたり、②仕事の行方を感情に任せる前に、飲みにケーションなどを通じて相手の感情に働きかけることが時には必要であることがわかっている、と思うのです。

「この人の思考回路はどうなっているんだ?」と思うことがあるかと思いますが、「考える」という行為を、「右脳思考」と「左脳思考」に分けると、その答えが見出せるかもしれませんね。