AMIブログ

コンサルタントとの付き合い方
2020年10月22日
カテゴリー/ コンサルタントの一日

先日、とあるオンライン授業を受けた際、先生が次のように仰いました:

「コンサルタントに仕事を丸投げしてはいけない」

まったくもってそのとおりだと思いました。
私がそう思った理由を説明させてください。

移転価格文書を作成を例とします。
文書化に際しては、コンサルタントは通常、1~2時間のクライアントインタビューを実施します。
インタビューを通じて、クライアントの活動内容に対する理解を深めるのです。
しかし、どれだけ入念にインタビューの準備をし、どれだけ細かくメモをとったとしても、クライアントのビジネスを完全に理解しきれていない、ということもありえます。

コンサルタントはその道のプロですから、クライアントからいただいた情報をもとに、最善の結果を導き出すよう、常に心掛けていますが、情報量が多ければ多いほど、より「最善」に近づきます。
なので、コンサルタントがわからないときは、素直に「わからない」と認めて、クライアントにさらに教えていただくことが必要なのです。

移転価格文書のドラフト版の修正作業を通じて理解をさらに深めていくという従来の方法は、決して否定されるものではありません。
しかし、ビジネスの「実態」の把握がより重要となっている中、クライアントのお時間の許す限り、直接コミュニケーションを通じて理解を深めることも大切であると考えます。

コンサルタントは「わかったふり」をしてはいけない。
オンライン授業の先生は、そう説いたのではないでしょうか。