AMIブログ

協働作業
2020年9月3日
カテゴリー/ コンサルタントの一日

移転価格文書というものは、クライアントとコンサルタントが協働しながら作成していくものである、と僕は考えています。
「そんなこと、当たり前ではないか」と思われるかもしれませんが、ぜひ最後までお読みください。

移転価格文書というものは通常、コンサルタントがクライアントと対話を重ねることを通じて作成されます。
機能分析インタビューはもちろん、経済分析のフェーズにおいても、報連相は欠かせません。

しかし、報連相はできているとしても、コンサルタントは、クライアントの「なぜ?」という疑問に十分に答えられているでしょうか?

なぜ、社内における報告ルートについて質問するのか?
なぜ、取引Aと取引Bを個別にではなく、一つの取引として分析するのか?
ベンチマーキング分析を実施するにあたり、どのような根拠で選定基準を設けているのか?

インタビュー時におけるコンサルタントの質問の趣旨(その質問が移転価格とどう関係しているのか)を、クライアントにちゃんと理解していただくことが、移転価格文書作成に必要な情報を引き出すことの大前提となります。

「協働」する以上、クライアントが抱くあらゆる疑問に、コンサルタントは答える義務がある。
僕は自分自身にそう言い聞かせています。