AMIブログ

「時間」に何を求めるか
2020年7月14日
カテゴリー/ コンサルタントの一日

こんにちは、中尾です。

最近、『Time Capitalism 時間資本主義の時代』という本を読んだのですが、その内容が頭から離れません。

モノやサービスの価格が「需要」と「供給」という2要素のバランスで決まるのは自明の理だが、これらに加えて、重要な要素がもう1つある。それは、「時間」である。​

まとまった「かたまり時間」を要する2つの作業に挟まれた短い時間。この「すきま時間」を有効活用することは、今までは難しかった。しかし、ITの発達、とりわけスマホの普及によって、「すきま時間」でもこなせる作業が増えている。​つまり、「かたまり時間」はもちろん、「すきま時間」も、時間としての価値が上がっているのである。

「時間価値」は、その時間に提供されるモノやサービスを利用することによって①時間が短縮できる「節約時間価値」と、②有意義な時間を過ごすことができる「創造時間価値」に分類される。その両者を得られる例としては、新幹線のグリーン車が挙げられる。

モノやサービスを安く手に入れることがもはや当たり前となっている今、サプライチェーンのさらなる最適化を図ると同時に、消費者の時間価値の最大化を意識したプライシングがより重要となっていく。

僕は「コンサルティング」という役務をお客様に提供させていただくことを通じて、その対価をいただいていますが、僕がお客様の「時間価値」を高める機会をいただいた場合、何をすべきか。また、僕なりのソリューションを、いかにして対価という形に落とし込むべきか。この難しい課題について考える時間を割くだけでも、価値があると思います。