こんにちは、中尾です。
海外で仕事をしていると、自分が(生まれ)育った国のビジネス慣習を基準にして物事を考えてしまう傾向はありませんか?
「ドイツ人は…」や「日本人は…」といった、根拠のない一般化は偏見や差別につながる場合があり、避けるべきですが、ビジネス慣習の違いが存在するのも確かだと思います。
『カルチャーマップ』というツールをご存知でしょうか。
それは、フランスとシンガポールに拠点を置くINSEADビジネススクールのエリン・メイヤー教授が開発した、ビジネスにおける文化の違いを可視化したものです。
『カルチャーマップ』は、コミュニケーションの進め方や決断の取り方など8つの指標に沿って、日独を含む55ヵ国をマッピングしています。
各ビジネス文化には違いがあることを認識した上で、互いに歩み寄ることを目的としたツールです。
日本とドイツの結果は図のとおりですが、ここでクイズです:どちらの線がドイツで、どちらが日本でしょうか??