
ドイツの経済研究所の一つであるifo研究所は、新型コロナウィルスの影響によるサプライチェーンの見直しに関する調査を実施し、その結果を8月に発表しました。主な内容は以下のとおりです:
- ドイツ企業が調達や生産などのサプライチェーンをドイツ国内に回帰させるメリットはない。
- 経営上の課題としては、調達の多様化や在庫の積み増しなどが挙げられる。(約5,000社を対象としたアンケートに基づく)
一つ言えるのは、これらの経営上の課題が、移転価格とは切っても切れない問題であるということです。
なお、調査レポートは以下のリンクからダウンロード可能です。
https://www.ifo.de/publikationen/2021/monographie-autorenschaft/internationale-wertschoepfungsketten-reformbedarf-und